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++FC2小説に掲載++

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-単発読みきり-

『森遊び』…海辺の街で育った幼馴染のカイとショウが大学生になって再会する物語。原題は「風の吹く街」だったが、二転三転した末、森遊びに決定。
タイトルが損をしているという有り難い御指摘をちょうだいしているのだが、相変わらずこのまま。
曲げるのか曲がるのか、という命題。

『ウォーターガーデン』…湿原のキャンパスで、オシャレな魔術師・国分が背のちっちゃい文学馬鹿の信濃と恋をする話。すきなんだけど、どこまでも執拗に言葉がすれ違う２人のバカップルぶりがかわいい。札幌の某大学を出ていれば、更に笑える。
原題は「水脈」。ウォーターガーデンは、FC2小説向けにこだわった、ライトなネーミング、某大にはちょうどいい雰囲気の軽い題で気に入ってる。
集合無意識の上澄みで繋がりあう恋、という命題。

『孔雀の森』…セイと２人、親子のように恋人のように暮す聡のもとに、スグルがのりこんでくる。呪いの力をもつセイとそれを阻むスグルの謎の守護者・カケルとの泥試合がくりひろげられる。肉親への憎悪や他人の理想化、浮気エゴイズム浮気独占欲浮気でとにかく全編ドロドロ。緑化計画で「けっ」と思った方向きの物語(笑)。
それでも、愛をしらない魂がツインソウルと巡りあう、というとっても美しい奇跡的な命題。

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-緑化計画シリーズ-

『緑化計画』…営業サラリーマンの研修モノ。研修担当と新入社員が徹底して恋に落ちるBLな会社。ガミガミ厳しい先輩社員・鶴見と、ちっちゃくて可愛い新入社員・佐和(うさこ)がなんでかわかんないけど大恋愛してすったもんだする話。セコンドにつく上司で友達の島村と、同僚・池畑のカップルもかーなーりーバカップル。
札幌滞在・道央観光の手引きとして使うと、より楽しいが、ママの店は、くれぐれも、さがさないようお願いします。笑。
杉の花粉は罪悪か、という命題。

『アニヴァ−サリー』…うさこがダンディな中年とあやうく浮気しそうになる話。ツルの妹の結婚式のおかげで、家族にカムアウトするはめになる。
親戚という命題。
とってもワイルドなチャクロという犬が出てくる。

『兎の顎力』…うさこのお父さんが亡くなって、なぜか池畑がびびる話。池畑と島がラブラブ。池畑が自分の離散している家族を思う話。
家族という命題。

『風の強い午後』…ツルが突然田舎のコーヒー屋の2代目になると言い出し、4人の間に嵐が吹き荒れる。うさこが絶望に泣叫ぶ、シリーズ中もっともやかましい大円団の完結編。
運命の流れの、強さ、正確さ、容赦のなさ、そして、新世界という予定調和の美しさ。

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あと、番外編をあつめたすぴんおふ同好会というのもあります。お暇でしたら探してみて下さい。

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++星の砂に掲載++

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-単発読みきり-

『タイトルロール』…演劇部合同公演の舞台裏に飛び交う、先輩後輩、他校の友達、男に女。演劇を愛する高校生たちの可愛らしくも激しい演劇ライフ。…BL的に紹介すると、オトコマエの琥珀と美少年ユリネの暗く激しい恋をめぐり、後輩のシバテツくんや先輩のアゲマキやキナコが翻弄される物語。

『Liar town』…バーチャルタウンの嘘つき合戦。愛とドレスがほしい子供と、指の隙間をすり抜けた我が子の代わりに他人の子供を救おうとするオトナがかけまわる、バーチャルタウンの物語。お題ものでしてね、「街」がテーマです。

『西の崖の主』…童話風の怪談です。テーマは「桜の森の満開の下」。

-孔雀の森続編-

『物置き部屋に淀む』…孔雀の森の続編。セイとスーがお掃除にでかける物語。これもお題もの。「掃除」「嫁姑」がテーマです。

『訪問者の靴』…孔雀の森の続編2。葬り去られた他人の夢が、靴を履いて本山家を訪れる物語。BL的にいうと、スー父さんがセイに見せてる背中のお話。